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 「腰痛」について

 鍼灸院、整骨院、整形外科を訪れる患者さんの中で、1番多いのが腰痛と言っても過言ではありません。
 

 1 急性腰痛

 事故によるもの
 交通事故の際、むちうち(頚椎捻挫)になりますが、ほとんどの人が、むちうち、を首のことだと思っていますが、実は腰も同じ位痛めています。
 程度にもよりますが、下肢にしびれを伴うこともあります。
 また、前後の衝突より横や斜めからの衝突が、症状がひどく治りも悪いです。

 (事故を起こしてしまったら)
 事故後は、整形外科できれば脳外科に直行してください。入院しなければはり治療が可能になります。マッサージは、当分控えてください。
 マッサージは、事故後2週間以上経ってから、肩〜腕を軽くマッサージして様子をみながら首をマッサージした方が無難です。無理なストレッチや整体はやめてください。
b ぎっくり腰
 年齢に関係なく、体調が悪かったり疲れているときに、不用意な姿勢で物を持ったりすると、誰でも背中〜腰を痛めてしまいます。
 私も、28歳のとき疲労がたまっているとき、風呂場で洗面器でお湯を汲んだ際に背中に激痛が起き、しばらく息が出来ませんでした。
 
 (ぎっくり腰になってしまったら)

 まずは、安静にしてください。軽症であれば、1日〜数日で楽になります。
 少し、動けるようになってから、整形外科、鍼灸院に行くことをすすめます。
 マッサージは、痛みが強いときや動けないときは、行わない方が無難です。
 なんにも心当たりが無いのに急に痛くなった。
 内臓が原因の場合もありますが、当院には風邪をこぢらせて腰が痛くなった20代〜40代の方が多く来院されます。季節の変わり目に多くなります。
 風邪で腰痛になるのは、別に特殊なことではなく、風邪薬の説明書にも、関節痛、筋肉痛と書いてあります。むしろ腰よりも、首肩腕が重たくなる方が多いのではないでしょうか。それが、腰にくると腰痛となり、ひどい人は歩行が困難になる場合もあります。
 普段、元気な人ほど症状が強い傾向があります。

 (そんな時には)

 上記にもあるように、元気な人ほど症状が強い。つまり、健康を過信して無理を重ねてしまいがちです。ぎっくり腰とは違う意味で、休養をとってください。また、内科や鍼灸院に早めに行くことをすすめます。風邪の自覚があれば、湿布、特に冷湿布は貼らないでください。

 (急性腰痛で注意すること)

 風呂、サウナ、アルコールは禁止です。症状が悪化します。寝ているときは横向きで膝を曲げると腰に負担がかかりません。お腹を温めたり、足が冷えていたら温めると少しは症状が緩和します。

 (治療)
 急性腰痛だからといって、特別なことは致しませんが治療時間は短めになります。また、症状が激しいと普通にベットに寝ることは無理なので患者さんが可能な姿勢の範囲内で治療を行ないます。
 

 2 慢性腰痛

 痛みが、腰〜お尻
 特徴としては、病院に行っても異常が見つからなかった。比較的、座る仕事が多い(事務、運転)腰が痛いというより、重い、だるい。踏ん張りがきかない。なるべく座っていたい。最近、太ってきた。体がかたい。運動不足気味。

 (ご自分で治したい方)
 これ以上、太らないことです。アルコールや炭水化物を控えて下さい。
 テレビを見ながらで良いので、ストレッチをしてください。
 普段、運動しない方であれば、30分以内の散歩で充分です。距離を延ばさなくても、1日おきでも良いので続けましょう。散歩の後、コップ1杯の牛乳を飲むと筋肉が喜びます。

 (運動は疲れない範囲でお願いします)
 運動をしている方は、やりすぎないでください。今一度、現在のご自分の体力と、運動の目的を見直してください。
 椅子に座るときも、あぐらの場合も、膝の位置よりお尻の位置を高くします。
 お尻の下にクッションを敷いたりして工夫してください。
 お仕事等で、長時間座る人は、お尻の位置や足の位置を30分ごとに変えて、体の同じ部分に負担がかからない様にしましょう。
 数時間に1回は、足踏みをしたり肛門を締める運動をしましょう。
 ぢ、の予防にもなります。
 痛みが下肢まであり、しびれや歩行困難を伴う。
 特徴としては、(a、痛みが腰〜お尻)に加えて病名が付いている(椎間板ヘルニア坐骨神経痛脊柱管狭窄症後縦靭帯骨化症 等)
 足の筋肉が落ちてきた。痛いとこをかばっているうちに他の部位も痛くなってきた。痛み止めを服用しなくても、お腹の調子が悪い。足の冷えを感じる様になった。

 (ご自分で治したい方)
 ここまで症状が進むと、ご自分で治すのは無理ですが、(a 腰〜お尻が痛い)と、ほぼ同じですが、運動の仕方が違います。
 なるべく、運動は控えてください。この状態で運動をすると、症状が悪化します。必要以上に歩かないでください。
 ストレッチは良いですが、ストレッチの最中に腰に痛みが来ない範囲でしてください。

 (治療)
 我慢せずに、早めに治療してください。
 患っている時間が長ければ、治るのも時間がかかります。
 慣れない運動や仕事の筋肉痛で無い限り、腰痛の患者さんは、不眠、便秘下痢、肩こり、冷え、膝の痛みなど、複数の症状を持っている方が、ほとんどです。
 東洋医学で説明すると、体のバランスが崩れると、その人の体質に応じて症状が出てきます。腰痛は、その一つです。
 腰の治療は当然致しますが、体のバランスを第一に考えるため、頭〜足まで治療を行ないます。腰の症状がひどく、長期にわたると治るのも時間が、かかりますが、バランスを整え、他の症状が軽減することにより、体全体が楽になります。
 

―≪お問合せ≫―――
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TEL 042-772-0684
治療は予約制になっております。


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